• #008 三池の歩き方~宮浦編~
    三井化学専用線の運行は2020(令和2)年5月7日に終了しましたが、その後も宮浦駅には5両の電気機関車が在籍しており、数日に一度、稼働状態にある電気機関車のうち1両を使用して宮浦駅で構内運転されるなど、状態が維持されています。しかし、元々旅客営業や一般貨物等を取り扱っているわけではないため時刻表や旅行誌に掲載されておらず、宮浦駅までのアクセスを知るのは困難です。そこで、宮浦駅を見学してみたいが行き方が分からないという方のために、公共交通機関を利用した場合のモデルコースを考えてみました。
  • #007 HD300、大牟田を去る。
    大牟田専貨の運行終了後も大牟田駅の貨物取扱線に停泊していたHD300-27でしたが、2020(令和2)年5月26日、とうとう大牟田を去って行きました。HD300-27が大牟田駅から無動力回送されていくところを観察することができましたので、その様子をまとめました。
  • #006 18号機と19号機を比較する
    三池炭鉱専用鉄道から三井化学専用線へと引き継がれ、運行終了の日まで稼働を続けた45トン級 B-B形電気機関車の18号機と19号機。同じ時期に製造されて三池にやってきた双子のような機関車ですが、両機にはどのような違いがあるのか、検証してみました。
  • #005 ハトが翔んだ日
    宮浦駅構内に留置してあった10トン無蓋車ハト2両と保線用モーターカー1両の計3両が群馬県中之条町に譲渡され、現在、同町にある旧太子駅で展示されています。2020(令和2)年3月24日、宮浦駅でその移送作業が行われましたので、そのときの様子をまとめました。
  • #004 三井化学専用線 最終日の記録
    2020(令和2)年5月7日、三井化学専用線による原料輸送は終了となり、旧三池炭鉱専用鉄道時代からの長い歴史に幕が下ろされました。最終列車は、多くのファンに見守られながら宮浦駅を発車して行きました。ここでは、運行最終日の前日から運行最終日の翌日までの様子を記録しました。
  • #003 宮浦駅の一日 ~廃止直前の記録~
    かつて宮浦駅は、宮浦坑で採掘された石炭を積出するための駅でした。現在は、4両程度のコンテナ車が行き来するだけとなってしまいましたが、その広い構内には炭鉱時代の面影もたくさん残っています。
    ここでは、廃止直前となった宮浦駅について、詳しく紹介します。
  • #002 三川坑跡の静態保存機関車
    三池炭鉱専用鉄道で活躍した電気機関車は、その多くが明治後期から昭和初期にかけて製造され、1997年の三池炭鉱閉山まで活躍していました。
    現在、三池炭鉱専用鉄道で活躍した4台の電気機関車が三川坑跡に静態保存されていますので、その状況について紹介します。
  • #001 三井化学専用線 最後の活躍
    1997年の三池炭鉱閉山後も、旧三池炭鉱専用鉄道の旭町支線を利用して化学製品の原料を運んでいた三井化学専用線が、船とトラック輸送に切り替えられるため、2020年5月に廃止されることとなりました。
    廃止直前となった三井化学専用線の今を紹介します。