2020/04/24公開
2020/05/03改定

2020(令和2)年3月3日、三井化学専用線が5月に廃止されるというニュースが流れました。
少し前からそのような話は風の噂で耳にしていたものの、実際にそのニュースを目にしたときは、「ついに来たか…」と寂しい気持ちで胸がいっぱいになりました。

しかし、これも時代の流れ。小さな頃から慣れ親しんだ「炭鉱電車」を、最後はカッコよく撮ってあげようと思い、夢中でシャッターを切りました。
廃止までラスト2ヶ月。最後の活躍を写真に収めましたので、ここで少しずつ公開します。

春の朝、鳥のさえずりを聞きながら仮屋川操車場へ向かう18号機。
5両のコンテナ車を牽いた19号機が、仮屋川操車場へ向けて最後の直線を走る。
旭町1号踏切へと差し掛かる18号機。
宮浦へ進入する19号機を、定番の撮影スポットから撮る。
無事に宮浦へ着き、牽いてきたコンテナ車の切り離しを待つ18号機。
5両のコキを牽き、仮屋川へと走り出した19号機。
大牟田川を渡る第1便。三池港の開港前は、この大牟田川の河口から石炭を搬出していた。
旭町踏切を通過する18号機。大牟田名物の光景であり、大牟田の日常の光景である。
眩しい日差しの中、パンタを上げてこれから仮屋川へと向かう19号機。
第4便が到着した後、のどかな宮浦駅を2台の機関車が動く。
宮浦坑の煙突をバックに、コキを工場へと運び入れる12号機。