三井化学専用線 見たまま情報(9/15)

※ 三井化学専用線は、2020年5月7日をもって運行を終了しています(本日、運行終了から130日目です)。

本日、宮浦駅構内にて9号機が自力走行し、11号機を車庫へ入庫させる動きがありました。
9号機の修復は、留置中の11号機および19号機を、宮浦駅構内から撤去し車庫内へ収容するためのものと思われます。

宮浦駅構内で電気機関車が運転されたのは、7月6日に発生した豪雨以来、71日ぶりとなります。

以下、本日の詳細な動きです。
●9:40頃:9号機が12号機を推進して車庫より出庫。車庫の南側で12号機を切り離し、9号機が単機にて宮浦駅構内へ進入。留置中の19号機の横で一旦停車した後、宮浦坑跡の煙突付近まで南進して停車。
●9:45頃:9号機の試運転開始。9号機単機にて宮浦駅構内(上り本線)を6往復した(パンタグラフは上げず、電源車による走行)。
●10:15頃:9号機が一旦車庫へ戻った。
●10:55頃:9号機が、12号機を宮浦駅事務所付近まで牽引移動した。
●11:00頃:9号機が12号機の反対側(南側)へ機回しされ、9号機が12号機を車庫南側まで牽引移動。その後、12号機を推進し車庫へ入庫させた。
●11:15頃:9号機が単機で宮浦駅事務所付近まで走行し、11号機を連結。車庫南側まで牽引移動した後、11号機を推進し車庫へ入庫させた。
※ なお、19号機は今なお宮浦駅の通常所定位置に停車中である。

試運転を開始する9号機。
19号機の横をゆっくりと通過する。
上り本線にて試運転中の9号機。
ブレーキ音を響かせ、ちょうど19号機の横に停車した。
12号機を牽引して宮浦駅構内へ向かう9号機(手前が9号機、奥が12号機)。
12号機は無動力であるものの、20t級電気機関車が重連で走る姿は勇ましく見える。
青空にマルーン色の9号機が映える。宮浦坑の煙突も静かに見守る。
12号機の南側へ連結するため機回しされる9号機。
9号機が12号機を牽引し、車庫へと向かう。
続いて、11号機も9号機に牽引されて車庫へと向かう。
11・12号機を入庫させた後、9号機自身も車庫へと入庫した。

三井化学専用線 見たまま情報(9/15)” に対して3件のコメントがあります。

  1. railway より:

     こんにちは。9号機が自走したとのこと。たいへんうれしく思います。いろんな方の尽力のおかげでしょう。
     ところで、9/10にクラブツーリズムの西鉄とJR共同の大牟田ツアーが行われ、宮浦駅の見学会もあったように聞き及んでいますが、どういうあんばいだったのでしょうねえ。気になります。

    1. EZ traveler(管理人) より:

      railwayさま、
      こんにちは、いつも有難う御座います。
      9号機の修復は11・19号機を車庫へ収容するためのものと思われますので、今後の継続的な走行は期待できませんが、9号機の久しぶりの自走には感動しました。
      9月10日のツアーですが、私は当日は宮浦駅にその様子を見に行けませんでしたが、多くの参加者で賑わったそうですよ。

  2. ピンバック: 1windmill

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